保育園の子どもたちが、小さな生き物と身近に接することができるように、メダカの生息空間を観察できる 池を作りました。メダカが育つ小さな池のビオトープです。池の奥にあるカエルのオブジェが、池の守り神 になっています。

ビオトープとは…
ビオトープ(biotop)とは、もともとギリシャ語で『bio=生き物 + top=住むところ』 という意味。広い意味で森林 や海洋などもビオトープと言えますが、一般的には“人間が生活･活動するところで”という但し書きがつき ます。ビオトープは「建物の屋上に作られた緑地」「自然回復工事が行われた河川」「高速道路の上に作ら れた自然公園」 などの例がありますが、生態系を考慮して作られた学校の庭や池、沼地など、自然の生 態系を大切にする自宅の庭などもビオトープと言えます。多くの自然が破壊されている今、残された貴重 な生物生息空間としてのビオトープを保全したり、消失したところを復元、創出することがますます重要な 社会活動になってきています。自宅の庭に小さな池を、ベランダでは水鉢を置いて、ビオトープやってみま せんか？